本の紹介

金魚姫

読み始めてすぐにと、読み終わってからすぐに、
お祭りの縁日で、金魚釣りがしたくなりました。

今回は、金魚がヒロインの奇想天外なファンタジー小説を紹介させていただきます。

主人公「潤」と同じ目線で物語を体験できる。
そして、いつの間にか金魚姫に恋をしていくファンタジー。

この小説は面白い!

この小説のいいところ、
出だしで掴まれる。
いきなりダメダメな主人公の内面にダルさに引き寄せられる。
なぜだろう?
めちゃくちゃダメダメなスタートなのに、読むことがやめられない。
そして、読み進めるほどに、
ヒロインである金魚姫がいじらしくもどかしいので、目が離せなくなる。
気がつくと、主人公とヒロインと同じ場所に立って、物語の中に埋没している自分にハッとする。

この小説は面白い!

主人公と同じ目線で物語を体験できる。
そして、いつの間にか金魚姫に恋をしていくファンタジー。

これを読むことで、小説の持つ想像力の凄さを体験できます。
読み終わったら、きっとペットショップに行きたくなります。そして、金魚の水槽を眺めながら、様々な想像を巡らすことでしょう。